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臨床心理学

ビジネス

日本とアメリカの精神科の違い -心の病気を取り巻く制度や慣習の相違点-

「心療内科を受診してみたけれど、何か違う」と思ったことはありませんか?その違和感の理由は、日本の精神科医療制度にあるかもしれません。国内の制度を知るには、国外のものと比較してみるのが一番。というわけで、ここではまず、日本とアメリカの精神科医...
コミュニケーション

イライラの分類学 -原因・仕組み・抑える方法を臨床心理士が解説-

皆さん、イライラしていますか?「そうそう!イライラしてる!」と同意する人もいれば、そう訊かれることそのものにイライラする人もいるかもしれませんね。イライラ・苛立ちは社会生活を送る上でもはや切っても切り離せない感情ですが、それが募れば生活の質...
ストレス関連障害

心理的安全性のつくりかた -メリットとデメリット、ぬるま湯組織にならないようにするコツ-

ここ10年で急激に知名度を高めてきた、心理的安全性。「日本の心理の流行はアメリカの10年遅れ」の例に漏れず、2000年頃からアメリカで知られるようになったビジネス用語です。侍ジャパンや「理想の上司」の話題でもお目にかかることの多くなったこの...
PTSD

トラウマを自然回復する方法 -トラウマの治し方・克服方法を臨床心理士が解説-

トラウマを負った人の中にも、PTSDになる人とならない人がいます。しかし、ならない人についての手がかりを知ろうと「PTSD なぜ」や「トラウマ 原因」と検索しても、「トラウマの原因は自然災害や事故、いじめや犯罪被害など」といったページばかり...
うつ

うつのなり方 -うつになりやすい人の特徴と治療後の変化-

うつになりやすい人の特徴ときけば、真面目で責任感が強く、完璧主義の人とばかり言われます。では、うつの治し方はと訊くと、運動して睡眠をとり、健康的な食生活をと言われる始末。そこは、「不真面目になれ、責任を放棄せよ、完璧主義を手放せ」ではないの...
PTSD

ガスライティング -嘘と反復で心をくじく精神的DV-

2022年、アメリカの辞書出版社であるメリアムウェブスター社が、今年のワードを発表しました。その中の1つに選ばれたのが、ガスライティングです。ガスライティングとは、精神的DVの一種です。2018年にはイギリスの流行語にもなり、その後、韓国で...
うつ

過大視と縮小視 -認知の歪みと対策04-

贔屓目ひいきめに見る、という慣用句があるように、どちらか一方に肩入れし、どちらかを悪し様ざまに言うことを、私たちはたびたび行います。ただ、いつも自分以外が良く見え、自分は悪く見えるとしたら、それは苦痛や劣等感を引き起こすものになるでしょう。...
うつ

自己関連づけ・個人化 -認知の歪みと対策03-

「何でも自分のせいな気がしてつらい」「自分が悪くないときでも悪いと言わないといけない気がする」「自分のせいにならないよう気を配り続けるのに疲れた」こんな衝動と切迫感でつらい人は、自己関連づけをしてしまっているかもしれません。自己関連づけをす...
うつ

二分化思考・白黒思考 -認知の歪みと対策02-

「こうだ!」と断定できたり、はっきり分けられたりするのは気持ちが良いものです。『FACTFULNESS(著:ハンス・ロスリング他)』の中でも、分断本能、単純化本能という傾向が人には備わっているとされています。白黒つけたいという欲求は、本能的...
うつ

過度の一般化 -認知の歪みと対策01-

私たちは、いつでもどこでも法則性・・・を探しています。いつでも割安なスーパーはないか、どんな事態にも対処できる解決策はないか、どんなメンタルの不調もたちどころに回復させられる名言はないか……。法則を1つ知れれば基礎にも応用にも対応でき、時間...