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医療

うつ

二分化思考・白黒思考 -認知の歪みと対策02-

「こうだ!」と断定できたり、はっきり分けられたりするのは気持ちが良いものです。『FACTFULNESS(著:ハンス・ロスリング他)』の中でも、分断本能、単純化本能という傾向が人には備わっているとされています。白黒つけたいという欲求は、本能的...
うつ

過度の一般化 -認知の歪みと対策01-

私たちは、いつでもどこでも法則性・・・を探しています。いつでも割安なスーパーはないか、どんな事態にも対処できる解決策はないか、どんなメンタルの不調もたちどころに回復させられる名言はないか……。法則を1つ知れれば基礎にも応用にも対応でき、時間...
PTSD

ダークトライアド -強い敵意と攻撃性を持ち、共感性を欠く人々-

「顧客からひどい剣幕でまくし立てられて困った」「上司が毎日ネチネチ言及してくるので参っている」「夫は何を話しても自分の話にしてしまい、反応も冷たい」 こんな人は周りにいませんか?もしくは、あなたやあなたの家族がそうでしょうか。 こんな人たち...
うつ

自己愛性パーソナリティ障害 -自己中心性と賞賛を追求する傾向・共感性のなさ-

誇大性と特別感への妄想が強く、承認されることを強く求める性格傾向を、自己愛性パーソナリティ障害といいます。自分の業績や取り組んできたことをことさらに強調し、一方で他人の実績や努力を低く見たり、価値を貶めたりします。 本人が困るというよりも周...
アダルトチルドレン

境界性パーソナリティ障害 -内面の不安定さからくる理想化とこき下ろし・自傷行為-

感情の起伏が激しく、自分や他人に対する認識の振れ幅が極端に大きい性格傾向を、境界性パーソナリティ障害といいます。他者を理想化したかと思えば、期待にそぐわないことが少しでもあると失望し、厳しく叱責したり罵倒したりしてしまいます。 極端さのある...
アダルトチルドレン

受動攻撃性パーソナリティ -不満を溜め込み後から反抗する性格傾向-

怒りや苛立ちを感じてもすぐに表現できないとき、私たちは幼少期からの習慣に倣い、受動攻撃という形でその感情を表出します。受動攻撃性パーソナリティは、特に受動攻撃を行いやすい性格パーソナリティです。 性格は、感情や思考、対人関係上の行動パターン...
PTSD

ソマティック心理療法 -体を解放し安心感を得る全人的セラピー-

ソマティック心理学とは ソマティック(somatic)は身体・生きている体という意味であり、ソマティック心理学は直訳すると身体心理学となります。トークセラピストが相談者の思考や感情に同調するように、ソマティックセラピストは相談者の身体感覚に...
PTSD

ACEs -幼少期の体験が人をもろくする-

幼い頃に過酷な家庭環境で過ごすと、複雑性PTSD(慢性的なストレスからくるPTSD)になる場合があります。それだけではなく、逆境的体験は病気のかかりやすさや依存症のリスクを高めることが分かっています。 逆境的体験とはどういったものか、どんな...
ADHD

犬の視点で猫を見る -発達障害の生きづらさの正体-

定型発達と発達障害(非定型発達)は、犬と猫ほどに違うといいます。『All cats have Asperger syndrome(猫はみんなアスペルガー)』という絵本もあるように、発達障害の特性と苦痛を理解するには、犬と猫の違いに注目するこ...
ADHD

発達障害とトラウマ -ASDやADHDはトラウマになりやすいのか-

ある調査では、ASDの人は定型発達の人に比べ、PTSD予備群である割合が8倍も高かったと報告されています※1。また、ADHDの人は一般集団に比べ、一生のうちにPTSDになる割合が5倍ほど高いともいわれます※2。 発達障害はトラウマに遭遇した...