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生理学

うつ

五月病 -症状・抜け出し方・なりやすい人を精神疾患の観点から解説-

入学式・入社式の季節を過ぎるとよく言われるようになる、五月病。1960年代頃に生まれ、1968年には流行語にもなるほど、一般に知られるようになりました。当初は受験戦争を終え、入学してから燃え尽きたように無気力感や倦怠感を訴える様子を表したも...
PTSD

トラウマを自然回復する方法 -トラウマの治し方・克服方法を臨床心理士が解説-

トラウマを負った人の中にも、PTSDになる人とならない人がいます。しかし、ならない人についての手がかりを知ろうと「PTSD なぜ」や「トラウマ 原因」と検索しても、「トラウマの原因は自然災害や事故、いじめや犯罪被害など」といったページばかり...
うつ

適応障害とうつ病の違い -見分け方からセルフチェックする方法-

適応障害は、うつと混同されやすいストレス関連障害です。主な精神症状が抑うつ気分と不安感のこともあり、症状からどちらかを判断することは極めて困難です。かつては皇后雅子様、最近では声優の高野麻里佳さんが発症し、その病名を目にした人がいるかもしれ...
PTSD

コルチゾール -副腎から分泌されるストレスホルモン-

コルチゾールとはコルチゾールは、ステロイドホルモンの一種です。腎臓のそばにある副腎というところから分泌され、体内の状態を安定させるよう働きかけます。ストレスに反応して産生されることから、ストレスホルモンとも呼ばれます。主に血液中に含まれます...
PTSD

HPA軸 -ストレスに抵抗するため備わっている身体的な防御機構-

HPA軸とはHPA軸エイチピーエーじく(Hypothamic-Pituitry-Adrenal axis:HPA axis)とは、視床下部ししょうかぶ-下垂体かすいたい-副腎ふくじん皮質を繋ぐ伝達経路です。ストレス応答時にそれぞれが相互作用...
PTSD

迷走神経 -自律神経として働く、人体に広く分布する脳神経-

迷走神経とは?迷走神経(vagus nerve)は、第10脳神経です。脳から末梢に伸びており、その複雑な走行から「迷走」と呼ばれています。脳神経系の中では最も広く分布しており、筋線維を動かす運動系と、筋肉や臓器の状態を知覚する感覚系の2つに...
うつ

自己愛性パーソナリティ障害 -自己中心性と賞賛を追求する傾向・共感性のなさ-

誇大性と特別感への妄想が強く、承認されることを強く求める性格傾向を、自己愛性パーソナリティ障害といいます。自分の業績や取り組んできたことをことさらに強調し、一方で他人の実績や努力を低く見たり、価値を貶めたりします。本人が困るというよりも周囲...
アダルトチルドレン

境界性パーソナリティ障害 -内面の不安定さからくる理想化とこき下ろし・自傷行為-

感情の起伏が激しく、自分や他人に対する認識の振れ幅が極端に大きい性格傾向を、境界性パーソナリティ障害といいます。他者を理想化したかと思えば、期待にそぐわないことが少しでもあると失望し、厳しく叱責したり罵倒したりしてしまいます。極端さのある自...
PTSD

ソマティック心理療法 -体を解放し安心感を得る全人的セラピー-

ソマティック心理学とはソマティック(somatic)は身体・生きている体という意味であり、ソマティック心理学は直訳すると身体心理学となります。トークセラピストが相談者の思考や感情に同調するように、ソマティックセラピストは相談者の身体感覚に同...
PTSD

ACEs -幼少期の体験が人をもろくする-

幼い頃に過酷な家庭環境で過ごすと、複雑性PTSD(慢性的なストレスからくるPTSD)になる場合があります。それだけではなく、逆境的体験は病気のかかりやすさや依存症のリスクを高めることが分かっています。逆境的体験とはどういったものか、どんな病...